新東名6車線化着々と進む 御殿場~長泉沼津、島田金谷~浜松いなさ 10月29日運用へ

NEXCO中日本は9月25日、6車線化(片側3車線)事業を進めている新東名高速道路・御殿場JTC~浜松いなさJCT間(約145㌔)のうち、御殿場JCT~長泉沼津IC間(約13㌔)と、島田金谷IC~浜松いなさJCT間(約45㌔)の各上下線の工事が完了し、10月29日午前10時から6車線化運用を開始すると発表した。

今回の一部完成により、御殿場JCT~浜松いなさJCT間の約7割が片側3車線として完成する。残る藤枝岡部IC~島田金谷IC間(延長約15㌔)と、長泉沼津IC~新静岡IC間(延長約53㌔)の上り線は、今年度内の完成を予定している。

同社によると、視界が広く快適に走行できる片側3車線区間は、片側2車線区間に比べ急加速や急減速を伴う追越行動が35%少ないことが確認されているほか、18年度事故データを集計した結果、片側3車線区間は片側2車線区間よりも死傷事故率が3割減少していることから、更なる安全性向 上が期待される。

また、12月24日まで実施している東名高速のリニューアル工事の際の迂回機能の更なる強化が期待される。

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