日南・串間東九州道利活用促進協議会 東九州道・日南~串間の開通見据えて設立総会

[caption id="attachment_2978" align="alignleft" width="300" caption="宮崎県串間商工会議所で開催された設立総会"][/caption]

東九州自動車道「日南-串間」の開通を見据え、ストック効果を高めるため、地域の取組みを幅広く検討する「日南・串間東九州道利活用促進協議会」の設立総会が1月22日、宮崎県の串間商工会議所で開催された。

県南地域の関係者がこれまで以上に連携し、現在取り組んでいる地域活性化に向けた様々なプロジェクトを磨き上げ、さらに新たなプロジェクトを掘り起こすことで、同道が開通直後から継続的に産業・経済の発展や生活の質の向上などのストック効果を発揮させていくことが目的。

設立総会には、発起人で協議会会長の野辺修光串間市長をはじめ、副会長の﨑田恭平日南市長、両市議会議長、両市24経済団体の代表や、国、宮崎県の職員ら約40人が出席。

会長の野辺串間市長は「さまざまな経済効果が最大限発揮されるよう、早めに準備を進めることが大切」と述べ、県南地域の取組みを、国に対しアピールすることも必要だと強調した。続いて、日南・串間市、県の担当者が、現在取り組んでいる観光振興などのプロジェクトを紹介した。

同道は、都市計画道路の決定が1月15日に告示され、事業化に一歩前進。宮崎県内については、日南市に「油津IC(仮称)」と「南郷IC(仮称)」、串間市に「奈留IC(仮称)」と「串間IC(仮称)」を設置する計画となっている。

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