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日本砕石協会九州地方本部(本部長=和田貴嗣 江口興産代表取締役社長)は９月13日、会員企業の若手経営者等の研鑽・研修組織「九州砕石研究会」(会長=加藤博文加藤産業代表取締役社長)の第21回会合を福岡市内で開催した。
コロナ禍で約２年ぶりの開催となった研究会には西日本高速道路メンテナンス九州が２０１９年８月に続き２回目となる参加。同社経営企画部の川畑一弘部長が「ＮＥＸＣＯ西日本の現状及びＮＥＸＣＯメンテナンス九州の役割」と題し講演。歴史、事業内容、高速道路の整備、建設事業等を幅広く説明した。
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また、会社、新製品紹介や遠隔監視・管理システム、データマネジメント等のプレゼンも行われ、出席者は興味深く聞き入るとともに、メモを取りながら自己研鑽に努めていた。
懇親会では冒頭、「いきいきハイウェイ支援全国ネット」の藤波督会長が来賓挨拶。来年、本格導入25年を迎える排水性舗装について、取り組みを始めた頃の苦労談や〝災害列島日本〟の安全を確保する砕石業界の存在意義についてエールが送られ、参加者一同が共感する場面もあった。
研究会を主催する日本砕石協会九州地方本部は、18年９月にＮＥＸＣＯ西日本九州支社等と防災基本協定を締結。今年４月には同社から「令和３年８月の大雨」対応に対して感謝状を授与されている。
同本部では、「防災協定がより有効に機能していくためには、情報共有やコミュニュケーションが重要であり、これらを深部化させる取り組みを日頃から行っていくことが重要。今回の研究会はその一環であり、今後もお互いの顔が見えるような関係構築を目指したい」と話し、「砕石業者は砕石等の資材、ダンプ、重機等の機動力等を保有しているので、災害時等には最大限能力を発揮できる」と、高速道路の安全・安心向上へ関係強化により一層努める考えを示した。
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