早期全通へ積極的な要望活動を確認 南九州西回り期成会総会で

[caption id="attachment_15087" align="alignleft" width="300"] 挨拶に立つ椎木市長[/caption]

南九州西回り自動車道建設促進期成会(会長=椎木伸一出水市長)は7月5日、出水市内で2024年度総会を開催した。ミッシングリンクとなっている芦北出水道路・水俣IC~出水IC間、阿久根川内道路・阿久根IC~薩摩川内水引IC間の早期整備に向け、国等への要望活動を積極的に行うことを確認した。

熱い思いを中央へ

挨拶に立った椎木会長は「開通区間の沿線地域では、企業立地件数やインバウンドの増加などストック効果が顕著に現れているものの、未開通区間では必ずしもその効果は現れていない」とした上で、「南九州西回り道の一日も早い全線開通は必要不可欠。地元の熱い思いを中央に届けていく」と決意を語った。

総会には来賓として地元選出の国会議員のほか、九州地方整備局から森田康夫整備局長、竹下卓宏鹿児島国道事務所長、飯島直己八代河川国道事務所長が出席。事業の進捗を説明した竹下鹿児島国道事務所長は「国道3号が災害にあった時の代替路としての機能が期待される。地元の熱い期待があるので、事務所として一丸となって早期整備に努めたい」と述べた。

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