国土交通省網走開発建設部が整備を進めていた旭川・紋別自動車道「丸瀬布遠軽道路」の丸瀬布IC~遠軽瀬戸瀬IC間(延長11・2㌔)が19日午後3時に開通した。北海道内で初めて高速道路ナンバリング標識「E39」を導入。
開通に先立ち、遠軽町武道館で記念式典が開催され、辻泰弘北海道副知事、佐々木修一遠軽町長、宮川良一紋別市長や国会議員、地元関係者など約140人が出席。佐々木町長は「旭川・紋別自動車道の整備により、これまで物流の効率化、安全性・走行性の向上など大きな成果が現れている。遠軽は交通の要衝として発展してきた町。『新たなオホーツクの玄関口』となるよう道の駅などの整備も進めていく」と挨拶した。
その後、遠軽瀬戸瀬ICにおいて、地域小学生らとともにテープカットやくす玉割り、走り初めが行われ、地域住民約200人が開通区間の一部を歩く「記念ウォーキング」も同時に行われた。