東九州道「別府湾スマートIC」(上り)8月5日に開通 上り線開通で利便性が向上

大分県別府市とNEXCO西日本九州支社は20日、東九州自動車道「別府湾スマートIC」上り線を8月5日午後3時に開通すると発表した。既に開通している下り線は、これまでの16時間利用から、24時間利用が可能になる。

「別府湾スマートIC」は、東九州自動車道の別府IC~日出JCT間の別府湾SAに設置。下り線のみの運用となっていたが、今回の上り線の開通で、別府IC~別府湾IC間が4・7㌔、別府湾スマートIC~由布岳スマートIC間が10・2㌔、別府湾スマートIC~速見IC間が5・8㌔になり、利便性が向上する。

「別府湾スマートIC」下り線は、09年4月に本格運用が開始され、上り線は14年8月に連結許可、16年4月に工事着手した。総事業費は約12億円。ETC搭載の車長12㍍以下の全車種が全方向、24時間利用可能。

今回の開通で、ICからの10分圏域の拡大により、湯の花で有名な明礬温泉をはじめ、アメリカンサファリ、県内有数のビュースポットである十文字原展望台などへスムーズにアクセスが可能になり、地域活性化や観光客の増加が期待される。

なお、別府湾スマートICから小倉東IC間の通常通行料金は、普通車2920円、大型車4650円。

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