東九州道「国富スマートIC」10月6日開通 人口の約7割がIC10分圏域に 式典に約200人が出席

[caption id="attachment_8762" align="alignleft" width="300" caption="スマートICの上り線入り口でテープカットやくす玉開披で開通を祝う"][/caption]

宮崎県、国富町、NEXCO西日本九州支社が整備を進めてきた東九州自動車道の国富スマートICが10月6日午後3時、開通した。県内では山之口(都城市)、門川南(門川町)に次ぐ3カ所目のスマートICの開通。今季の開通で、国富町や宮崎市北西部周辺から高速道路IC10分圏域人口が1・9万人増加、国富町では人口の約7割が10分圏域となる。

当日は同町農村環境改善センターで開通式典が開催され、河野俊嗣宮崎県知事や中別府尚文国富町長、戸敷正宮崎市長ら沿線首長、国土交通省の村山一弥九州地方整備局長、NEXCO西日本の松田均執行役員九州支社長ら関係者約200人が出席した。

河野知事は「日常生活の利便性向上や地域経済の活性化が図られ、周辺地域の発展に繋がる大きな効果が期待される」と挨拶。中別府町長は「広域的な高速道路網を最大限に活用し、宮崎県中央部の益々の発展に寄与できるよう様々な施策に取り組んでいく」と述べた。続いて上り線入り口で、関係者らがテープカットやくす玉開披をして開通を祝った。

国富スマートICは、西都ICから11・6㌔、宮崎西ICから5・2㌔の宮崎県東諸県郡国富町大字岩知野および塚原に位置し、ETC搭載の全車種が、全方向、24時間利用できる。

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