[caption id="attachment_8536" align="alignleft" width="300" caption="石井国交相に要望書を手交する中嶋議連会長ら"][/caption]
「東京都議会外かく環状道路建設促進議員連盟(中嶋義雄会長)」は8月22日、石井啓一国土交通大臣に面談。事業が本格化している外環の西側区間(関越~東名高速間)の早期開通や、東名以南(東名~湾岸道路間)の計画具体化を求める要望活動を実施した。要望活動には中嶋会長を含む役員7名が参加。また、「東京外かく環状道路(関越道~湾岸道路)整備促進連絡会議」事務局を務める東京商工会議所の野本弘文副会頭らも同行した。
東京外環は今年1月、関越側のシールドマシンが発進するなど関越~東名間の全線で工事が本格化している。中嶋会長は①「関越~東名高速間」の早期開通、②青梅街道ICの国と都による連携の継続、③「東名高速~湾岸道路間」の早期計画具体化を要請した。野本副会頭は「都内の経済界15団体の総意」と前置きをした上で、「羽田空港までのアクセス性を確保して次なる発展に繋げて頂きたい」と要望した。
石井大臣は、昨年6月に全通した千葉県区間について「開通まで50年かかったが、完成するとたいへん評価が高く、千葉・埼玉の連携が深まった」と述べ、「西側区間についても、もう少し状況を見て、目途が立てば事業の見通しを示していきたい」との見解を示した。東名以南の早期計画具体化については「16年に設立した『東京外かく環状道路(東名高速~湾岸道路間)計画検討協議会』を6月までに5回開催しており、引き続き、関係機関と連携して、しっかりと検討を進めて行きたい」と意欲を見せた。