[caption id="attachment_11830" align="alignleft" width="300"] 村山本飯田IC付近で行われたテープカット=山形河川国道事務所写真提供[/caption]
国土交通省が整備を進めてきた東北中央自動車道の村山本飯田IC~大石田村山IC間(延長4.5㌔)が昨年12月11日午後3時に開通した。開通に先立ち、山形県村山市内の甑葉プラザで、加藤鮎子国土交通大臣政務官や、志布隆夫村山市長、県選出の衆参国会議員らが出席し、開通式典が行われた。
吉村美栄子山形県知事の代理として出席した平山雅之副知事は「本地域は自然豊かで歴史文化にあふれる魅力的な観光資源が数多くあり、広域交通の拠点となる山形空港も擁している。全線開通すれば、本地域のみならず、広く沿線地域等において、一層の地域経済の活性化や県民の安全・安心な生活の確保が期待される」と主催者挨拶をした。
その後、村山本飯田IC付近に移動し、テープカットやくす玉割、車約20台のパレードで開通を祝った。
今回開通した区間は、片側1車線、通行料無料。この区間を含む東根IC~尾花沢IC間23㌔のうち、未開通の東根北IC~村山本飯田IC間(延長8.9㌔)は22年中の開通を予定している。これにより、新庄市以南までが首都圏や仙台圏と高速道路でつながることになる。