東海北陸自動車道4車線化の推進へ 「高山」「高岡」2工事事務所を7月1日に新設


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NEXCO中日本の小室俊二社長と森島喜代治金沢支社長は14日、金沢支社で会見=写真下=を開き、東海北陸自動車道の4車線化事業を推進するため、岐阜県高山市と富山県高岡市に、それぞれ工事事務所を7月1日付で新設することを説明した。


東海北陸道の4車線化については今年3月、飛驒清見IC~白川郷IC(延長24・9㌔)のうち南側の一部区間4・3㌔の事業を国土交通省が許可。合わせて飛驒河合PA~白川郷IC間(延長11・9㌔)も4車線化の準備調査箇所に選定された。懸案の飛驒トンネル(延長10・7㌔)=写真上=についても工法の検討に入る方向となり、全線4車線化に大きく前進した。


中日本では同事業を推進するため、高山工事事務所を設置するとともに、富山高速道路事務所・東海北陸道4車線化推進室を廃止し、新たに高岡工事事務所を設ける。会見で、小室社長は「安全性の向上や早期の事業化に向けて、地域の関係機関と連携しながら計画を進めていきたい」と語った。


高山工事事務所は高山保全・サービスセンター内に設置し、名古屋支社が所管。飛驒清見IC~白川郷ICの24・9㌔を担当する。事業化された4・3㌔に着手するほか、準備調査箇所の検討等を進める。


高岡工事事務所は白川郷IC~小矢部砺波JCTの42・6㌔を担当。現在、全区間で事業化され、うち約27㌔で整備が進められている。


両事務所の住所は次の通り。


【名古屋支社高山工事事務所】岐阜県高山市清見町夏厩318


【金沢支社高岡工事事務所】富山県高岡市京田437

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