東海環状道西回り区間 整備促進求め提言書 古田岐阜県知事と鈴木三重県知事ら国交省・財務省等へ要望活動

[caption id="attachment_4326" align="alignleft" width="300" caption="田中国交副大臣に要望書を手交する要望団"][/caption]

古田肇岐阜県知事と鈴木英敬三重県知事らは11月11日、国土交通省や財務省などを訪れ、東海環状自動車道西回り区間の整備促進を求める提言書を渡し、要望活動を行った。両県沿線の山県市長、海津市長、神戸町長、養老町長、大野町長、いなべ市長や岐阜商工会議所、大垣商工会議所、いなべ市商工会とともに、田中良生国土交通副大臣、大野泰正政務官や、福田淳一主計局長などを訪問。

国土交通省で古田知事は「東海環状自動車道東回り区間は開通から10年以上が経過し、沿線地域に企業の進出や雇用が創出されるなどのストック効果をもたらしている。西回り区間でも同様の効果が期待されている。早期の全線開通をお願いしたい」と発言。鈴木知事は「沿線企業の生産性向上につながる道路。開通予定を示して頂くことで企業の予見可能性を高め、投資を促すことに繋がるので開通時期を早期に示して欲しい」と語り、田中副大臣は「効果は認識している。開通見通しを公表していない区間もしっかりと進めたい」と応じた。

また、財務省で鈴木知事は「企業の製造工程でのコスト削減は極限まで取組まれている状況の中で、物流コスト削減により企業の国際競争力強化につながる道路であるので、是非とも予算関係について考慮頂きたい」と述べ、古田知事と共に来年度の道路予算総額確保を求めた。福田主計局長は「期待に応えられるよう頑張りたい」と語った。

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