東関東道水戸線 2025~2026年度全通見通し

国土交通省とNEXCO東日本は昨年12月22日、事業中の東関東自動車道・潮来~鉾田間(延長30.9㌔)について、開通見通しを2025年~26年度と発表した。同日行われた事業連絡調整会議で明らかにしたもので、東関道はこれにより約143㌔全線が開通する見通しが立った。

現在地盤改良や橋梁工事等が進められているが、用地取得率は約98%、埋蔵文化財調査の進捗率は約99%と用地取得の目処がつき、全面的に工事着手可能となったことから、開通の見通しを示した。

これまでも東関道の事業進捗に合わせ企業立地が促進され、今までに約302億円の経済波及効果が見込まれており、ミッシングリンクが解消されることにより、更なる企業立地が期待される。

また、既開通区間の観光目的利用割合は約66%であり、同区間が開通することにより観光入込客数がさらに増加し、年間約43億円の経済波及効果が見込まれる。

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