NEXCO東日本関東支社は12日、東関東自動車道水戸線・鉾田IC(茨城県鉾田市飯名)~茨城空港北IC(同県東茨城郡茨城町)間(延長8・8㌔、暫定2車線)を、2018年2月3日午後3時に開通すると発表した。同区間は当初、15年度内の開通を予定していたが、用地取得が難航するなどの影響で開通を見送っていた。開通式典は改めて発表する。
東関東自動車道水戸線は、常磐自動車道・三郷JCTを起点に、北関東自動車道・茨城町JCTまでの延長約143㌔の道路。今回の開通により、鉾田市からJR水戸駅への所要時間が約7分短縮し、アクセス性が向上。さらに、県内の東関東自動車道が全線開通すれば、潮来市からJR水戸駅間が約20分短縮され、周辺都市間の連携強化に寄与することが期待される。また、高速道路ネットワークの拡充による農産業物輸送の利便性向上、観光の活性化、地域の安全・安心の確保などの開通効果が期待される。
鉾田ICと主要IC間の通常料金(普通車)は、鉾田IC~茨城空港北IC間は400円、鉾田IC~常磐道・三郷IC間は2920円など。今回開通する区間では、深夜・休日のETC時間帯割引が適用になる。