[caption id="attachment_13539" align="alignleft" width="300"] 熊野川河口に架かる「熊野川河口大橋」。現在、壁高欄や中央分離帯を施工中(提供:国交省紀南河川国道事務所)[/caption]
近畿自動車道紀勢線「一般国道42号新宮紀宝道路」で事業を進めている熊野川河口大橋の連結を祝う会が7月9日、和歌山県の新宮市立丹鶴ホールで開催される。国土交通省近畿地方整備局、和歌山県、三重県、新宮市、紀宝町共催。
大阪府松原市~三重県多気郡多気町を結ぶ近畿自動車道紀勢線(延長335㌔)の一部を構成する一般国道42号新宮紀宝道路は、紀宝IC(三重県南牟婁郡紀宝町)~新宮北IC(和歌山県新宮市)に至る延長2・4㌔の自動車専用道路。同区間の熊野川河口に架かる熊野川河口大橋は、橋長821㍍、全幅12・65㍍の7径間連続PC箱桁橋。張出架設工法を採用し事業を進め、今年2月に連結した。現在は、壁高欄や中央分離帯の施工を進めている。
一般国道42号新宮紀宝道路は、救急医療活動の支援、渋滞緩和、台風などによる土砂災害や東海・東南海・南海地震等の地震災害時の救命活動や地域復興支援の寄与を目的に2013年に事業化。24年秋頃の開通を目指し事業を進めている。