第18回九州砕石研究会を開催 西日本九州支社等との協定締結で 円滑な運営への足掛かりに

[caption id="attachment_8644" align="alignleft" width="300" caption="砕石事業の発展に向けて理解を深めあった研究会"][/caption]

日本砕石協会九州地方本部(本部長=才田善之サイタホールディングス代表取締役社長)とその勉強会組織「九州砕石研究会」(会長=加藤産業代表取締役)は8月19日福岡県福岡市内で第18回九州砕石研究会を開催した。

昨年9月、同九州地方本部とNEXCO西日本九州支社などが「災害時における高速道路の災害等応急対策の協力に関する協定」を締結したことを受け実施したもので、西日本高速道路メンテナンス九州の河北英彦取締役・経営企画部長が特別講演の講師として登壇。同社の事業を紹介するとともに、災害に起因する土砂や雪、資機材等の仮置きヤード、建設機械、資材の提供などが協定の主な内容であり、災害時の発生土砂が円滑に搬出される等、「協定の効果がすでに出ている」と説明した。

この日、加藤会長は「今回の会合をNEXCO西日本九州支社等との協定をスムーズに運営するための足掛かりにしたい」と挨拶。才田本部長は「砕石業界も、災害時の早期復旧に貢献できる。協会の維持・発展のため、皆さんの知恵を借り、試行錯誤を重ねたい」と続けた。

会合では中央電力によるプレゼンテーションや、土木技術者であり工学博士でもある土木応援ユニット「デミーとマツ」による特別講演も行われ、砕石事業の発展へ理解を深め合った。

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