紀勢道 待望の全通に喜ぶ 南紀白浜~すさみ南間 8月30日に開通

[caption id="attachment_2410" align="alignleft" width="300" caption="すさみIC付近で行われたテープカット"][/caption]

紀勢自動車道・南紀白浜IC~すさみ南IC間(延長24㌔)が8月30日に開通した。7月に開通した南紀田辺~南紀白浜間(同14㌔)と併せて直轄高速の紀勢道・南紀田辺~すさみ南間総延長38㌔が全線開通。秋の行楽シーズンやわかやま国体を控え、地域活性化に向け大きな期待感に包まれた。

すさみIC付近で行われた開通式典では、仁坂吉伸和歌山県知事が「今後、高速道路を使って多くの方がお見えになることで、地域振興へのチャンスが広がる。このチャンスを活かすべく、県を挙げて取り組む」と挨拶。「我々の地域は南海トラフ地震、津波被害を想定すべき宿命を負っている。地震、津波から県民の命を一人たりとも失わせないようにするため、紀勢道は不可欠であり、今回の開通で我々は安心を勝ち得た」と喜びを語った。

地元を代表して出席した岩田勉すさみ町長は「紀勢道を町づくりにどう活かすか今後の課題」と述べ、町民待望の紀勢道を基点とした活性化へ取り組む意欲を示した。

この後、地元選出の二階俊博衆院議員、鶴保庸介参院議員、森昌文国土交通省道路局長らが加わってテープカット。すさみ南ICまで通り初めを行った。

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