能登半島地震 1日夕に 国、自治体一丸で復旧支援の取組

[caption id="attachment_14276" align="alignleft" width="307"] 土砂崩れ現場で行方不明者の捜索をする陸上自衛隊の隊員=5日、石川県珠洲市大谷町[防衛省統合幕僚監部提供][/caption]

1日午後4時10分頃、最大震度7の揺れを観測した能登半島地震が発生した。2011年度の東日本大震災以来の大津波警報が発令され、石川県珠洲市と能登町の約100㌶の沿岸エリアで津波による浸水被害を確認。石川県を中心に余震が続いており、被災地では二次被害を警戒しながら、懸命の救助活動、インフラ復旧工事が進められている。

国交省のまとめによると、15日午前8時30分現在の被害状況は住宅の全壊432棟、半壊568棟に上る。高速道路は2日午前8時30分時点で3路線30区間が通行止めとなったが、急ピッチで解消し15日時点では1路線2区間のみとなっている。

国交省は各地方整備局がテックフォース(緊急災害対策派遣隊)を現地に派遣し、復旧作業に着手。建設関連の企業・団体も支援要請や災害協定等に基づき、被災地支援に従事している。

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