[caption id="attachment_7246" align="alignleft" width="300" caption="4車線化が完成した舞鶴若狭道・綾部PA~舞鶴西間(11月3日撮影=NEXCO西日本提供)"][/caption]
NEXCO西日本関西支社が20年度末の全線完成を目指し、4車線化事業を進めている舞鶴若狭自動車道・福知山IC~舞鶴西IC間(延長14・9㌔)のうち、綾部PA(京都府綾部市上杉町)~舞鶴西IC(舞鶴市堀)間(延長4・7㌔)の4車線化が3日午前6時に完成した。
今回の一部区間の開通により、異常降雨による法面崩壊などで、4車線以上の区間では、被災した側の車線の復旧工事を行いながら、被災した反対側の車線を対面通行で運用できるようになる。車線の有効活用と、災害時の迅速な交通確保などが期待される。また、交通事故が発生した場合、中央分離帯を設置し、対向車線への飛び出しを防止することで、安全性の向上が図られる。
舞鶴若狭自動車道が4車線化されることで、道路の機能強化が図られ、信頼性が向上し、災害発生時などで早期の交通確保が期待される。今回の完成区間の総事業費は約120億円。
同社は引き続き、福知山IC~綾部IC間の4車線化工事を進めていく。