国土交通省長崎河川国道事務所(大場慎治所長)は昨年12月22日、西九州自動車道・松浦佐々道路(延長19・1㌔)のうち、松浦IC~平戸IC間(延長7・5㌔)が、2025年度に開通する見通しであると発表した。
同区間の松浦1号トンネル(延長1204㍍)が昨年12月23日に貫通することになり、残る工事工程を精査した結果、開通の目途が立った。残区間の平戸IC~佐々IC間(延長11・6㌔)の開通時期は未定。
松浦佐々道路は、福岡県福岡市から佐賀県武雄市に至る西九州自動車道の一部を構成。14年度に事業化され、幅員12㍍、2車線、設計速度80㌔/時の自動車専用道路として整備が進められている。
松浦佐々道路の整備により、日常生活の安全・安心や災害時の避難、支援など防災機能の強化、地域産業の活性化が期待される。