[caption id="attachment_10336" align="alignleft" width="300"] テープカットやくす玉割りで開通を祝った[/caption]
西九州自動車道「伊万里松浦道路」の今福IC(長崎県松浦市今福町)~調川IC(同市調川町)間(延長2・6㌔)が5日午後4時に開通した。今回の開通で、佐賀県武雄市~長崎県佐世保市を経由し、福岡県福岡市に至る延長約150㌔の西九州自動車道の進捗率は約70%に達した。
開通に先立ち午前10時から、調川中学校体育館で開通式典が開催され、中村法道長崎県知事や友広郁洋松浦市長ら沿線首長など関係者約180人が出席。中村知事は「両県の連携がより一層深まるとともに、観光客の増加や農業の活性化などの効果がさらに高まるものと期待している。今後とも九州西北部の発展のため、整備促進に全力をあげて取り組んでいく」と述べた。
調川ICでは、関係者らとともに、地元小学生らがテープカットやくす玉割りなどを行い、物流トラックやハーレーダビットソンなどが開通区間をパレードし、開通を祝った。
「伊万里松浦道路」(延長17・2㌔)は、既開通の山代久原IC~今福IC間と今回の開通を合わせ計8・1㌔が開通。今年度は、佐賀県の南波多谷口IC~伊万里東府招IC間(5・3㌔)が、来年度は、調川IC~松浦IC間(2・2㌔)の開通が予定されている。