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NEXCO西日本管内では3月26日~4月10日にかけて舞鶴若狭自動車道、阪和自動車道、岡山自動車道、徳島自動車道の4道5区間で4車線化が進んだ。渋滞解消、災害時の迅速な交通確保、対面交通回避による安全性向上へ、自治体の期 待も高い4車線化。現地ではすでに、さらなる拡幅延伸への期待が高まっている。
舞鶴若狭自動車道
3月26日午後4時、舞鶴港へのアクセス強化に繋がる京都府北部の福知山~綾部間10・2㌔が4車線化した。担当は関西支社福知山高速道路事務所(寺中孝司所長)。同区間の完成により、福知山~舞鶴西間21・7㌔の事業区間全てが完了。これを受けて4月4日、綾部市内でNEXCO西日本主催による完成式が催された(画像上)。
式典では、主催者代表としてNEXCO西日本の前川秀和社長が「この4車線化により交通事故に対する安全性向上や、災害時の迅速な交通確保が期待できる」とし、「4車線化事業中の舞鶴東~小浜西間についても、安全最優先で進めたい」と挨拶。
西脇隆俊知事は「4車線化ができるということは、インフラの機能を高めるという上では非常に喜ばしい。インフラ整備を活かして地域の振興、府民生活の向上につなげていくのが我々の使命」と述べた。
岡山自動車道
賀陽IC~有漢IC間12・9㌔のうち、賀陽IC付近2㌔が、3月26日午後3時に完成した(画像上から2番目=岡山道・賀陽~有漢)。賀陽IC~有漢IC間の高梁SA付近2.7㌔についても6月には4車線化が完成する予定となっている。担当は、中国支社岡山高速道路事務所(伊東浩司所長)。
今年3月、国により4車線化を実施する候補箇所に賀陽IC~有漢IC間約4・5㌔が選定されたことで、岡山道は全線の4車線化が確定となった。これを記念し、岡山県では今月2日~15日まで、「岡山米子線全線4車線化決定パネル展」を県庁で開催。パネル約50枚を掲示し、事業の経緯や整備効果、周辺の観光スポット等を紹介した。
パネル展初日には、伊原木隆太知事が会場を視察。記者に対し、「岡山米子線の4車線化は、20年間動きがなかった。国等に要望活動を行ってきたが、念願の県内の全線4車線化が決定した。県北から県南の病院への移送が円滑化するなど恩恵が大きい。災害時の対応力も上がる」と期待を語り、「今回の事業化が決定し、くす玉を割りたいくらいうれしい」と大きな期待を込めて話した。
湯浅御坊道路・阪和自動車道
和歌山県の阪和自動車道では3月27日午前6時、みなべICを含む3・2㌔区間と、4月10日午前6時に印南ICを含む3㌔区間が相次いで4車線化した(画像3段目=阪和道・印南IC付近)。担当は関西支社和歌山工事事務所(北川誠所長)。
有田IC~南紀田辺IC間46.6㌔で4車線化事業が行われている湯浅御坊道路・阪和自動車道では、21年内に有田IC~印南IC間29.2㌔の4車線化が予定されており、「利用者の機運醸成を図ろう」と、国、NEXCO西日本、和歌山県、沿線15市町の4者が一丸となって広報活動を実施している。
現在、沿線市町庁舎等では「4車線化で広がる見える 和歌山の魅力」と書かれた横断幕やポスター、パネルを掲示中。特に横断幕は「4車線化の完成で ぐっと近くに田辺・白浜」「4車線化 ググッと近付く紀伊半島」「4車線化で紀南がもっと身近に」「4車線化で道も空も快適に」と開通効果をバラエティ豊かに表現しPRしている。
3月、新たな拡幅区間にみなべIC~南紀田辺IC間2・2㌔も選定され、インフラ整備に弾みがついている県では、この活動の一環として、facebookやTwitter、LINE等のSNSやフリーマガジンを活用した広報活動も展開中だ。
徳島自動車道
土成IC~脇町IC間18・8㌔のうち、「阿波PA付近」の7・5㌔が3月31日午後4時に完成した(画像下=徳島道・阿波PA付近)。
「阿波PA付近」の7・5㌔区間は、暫定2車線区間の解消に向けた議論がスタートした16年6月、全国4路線が選定された付加車線設置路線のひとつ。4路線の中では初の全区間4車線化を迎えることになった。
土成IC~脇町IC間の残る7・7㌔が20年度、また、脇町IC~美馬IC間の一部、4・8㌔についても19年度に、財政投融資活用区間として事業化し、鋭意事業を進めている四国支社徳島工事事務所(浦啓之所長)では、脇町IC付近の本線に「3月31日 ここから7・5㌔の区間 4車線完成」、阿波PA付近の本線に「3月31日 この先 脇町ICまで4車線完成」の横断幕を掲示し、事業の完成を予告。阿波PAでもポスターで「高速道路をスムーズに快適に!」と呼びかけた。
「走りながら一目で分かっていただけるよう考慮した」と話す浦所長。「徳島道4車線化 南に向けても高速道路つくってくれ!」と横断幕の写真をツイッターに投稿する利用者もいた。