記録的”ゲリラ豪雪”復旧へ対応続く 東日本、関係機関と連携

[caption id="attachment_10614" align="alignleft" width="300"] 観光バスの救出作業(関越道・塩沢IC~六日町IC)[/caption]

昨年12月15日~17日、強い寒気の南下に伴う冬型の気圧配置が強まった影響で、関越道は記録的な〝ゲリラ豪雪〟に見舞われた。現地では16日の日中から断続的な立ち往生が発生。同日午後8時過ぎに六日町でスタック車両の発生を契機に通行止めが発生した。滞留車両は上り線では塩沢石打ICを、下り線では湯沢ICを先頭に最大で2100台となった。

NEXCO東日本新潟支社では車内にとどまっているドライバーらの体調を気遣いながら懸命の除雪作業を開始。その夜すぐさま食料やガソリン等の物資を配布する等、18日正午に全滞留車両を脱出させるまで、国交省、新潟県等と連携を取りながら対応にあたった。

この〝ゲリラ豪雪〟を踏まえ、28日には北陸地方整備局、NEXCO東日本新潟支社、新潟地方気象台、北陸信越運輸局が4機関共同会見。事前の備えの必要性や不要不急の外出を控えるよう呼びかけた。
北陸道や東海北陸道などでも大規模な立ち往生が発生した年始の高速道路。本格的な降雪期を迎え、組織を越えた一丸の対応が続く。

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