[caption id="attachment_10668" align="alignleft" width="300"] 記念式典に続いて行われた通り初め[/caption]
北海道とNEXCO東日本が整備を進めていた道央自動車道・苫小牧中央ICが12月13日午後3時開通した。
開通に先立ち、苫小牧市民会館で記念式典が行われ、鈴木直道北海道知事や地元自治体の首長、地元選出国会議員ら約120人が出席した。
主催者挨拶として鈴木知事は「このICは苫小牧市中心部や国際拠点港湾である苫小牧港に最も近い。苫小牧港は道の港湾取扱貨物量の約5割を占め、多くのフェリー航路も持つ。今回の開通により道内各地とのアクセスが強化され、物流の効率化、観光客の利便性の向上、企業や工場の進出も期待される」と述べた。
来賓として、堀井学衆議院議員ら国会議員が挨拶。堀井議員は「苫小牧中央ICと苫小牧港の経済効果が生み出されるよう、国としても今後も連携を図っていきたい」と述べた。
また、宮本知治苫小牧商工会議所会頭、沖一郎苫小牧医師会会長らのVTRが流され、開通に大きな期待をするメッセージが披露された。
引き続き、鋏入れ式が行われ、午後3時の開通前には60台以上が列を作った。初日の通過台数は、速報値で入口1478台、出口1750台だった。