北海道及びNEXCO東日本北海道支社が整備を進めてきた道央自動車道・苫小牧中央ICが12月13日午後3時に開通する。
今回の開通により、苫小牧港へのアクセス強化による物流支援につながり、道内各地からの輸送業においては、走行速度が低下する市街地部を極力避けて苫小牧港へアクセスできるため、事故抑止になり安全性向上につながる。
道内有数のフェリー港である苫小牧港から高速道路へのアクセスが良好となり、観光客の利便性が向上する。また、苫小牧港は札幌市に加えアイヌ文化を学べる「民族共生象徴空間(ウポポイ)」などの観光施設も近く、北海道の周遊観光のさらなる活性化が期待される。
高速道路から苫小牧市中心部へのアクセスがスムーズになり、混雑する市街地を回避できるため、周辺自治体から高次医療機関への救急搬送時の走行性向上や地域医療の充実の効果が期待される。
今回の開通に関連して、仮称であった苫小牧中央ICが苫小牧中央ICに名称が正式に決定した。
普通車の通常通行料金は小樽ICから2710円、札幌南ICから1470円、室蘭ICから1900円となっている。