[caption id="attachment_13770" align="alignleft" width="300"] 平井鳥取県知事が梶山幹事長代行に要望書を手交[/caption]
「高速道路のミッシングリンクを解消し日本の再生を実現する10県知事会議」は7月27日、平井伸治鳥取県知事、佐藤弘之宮崎県副知事、谷本悦久徳島県政策監をはじめとする各県代表者が要望活動を実施した。
南海トラフ地震をはじめ大規模災害の発生が危惧される中、国民の生命と財産を守る「命の道」である高速道路ネットワークを早期に形成することを要望。それを実現するため2024年度道路関係予算総額の満額確保をはじめ、改正国土強靱化基本法を踏まえた防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策後の継続的な取り組みと必要な予算・財源の確保、暫定2車線区間の優先整備区間の早期4車線化等を求めた。
ミッシングリンク10県知事会議は山形、福井、和歌山、鳥取、島根、山口、徳島、愛媛、高知、宮崎の10県で構成。当日は、自由民主党本部、国土交通省を訪問。梶山弘志幹事長代行、吉岡幹夫技監と面談し、要望書を手交した。
平井鳥取県知事の訴えに、梶山幹事長代行は「国土強靱化は5か年加速化対策後も中長期的で具体的な計画を立てながら予算要求し、ミッシングリンクの解消、防災・減災をしっかりやっていく」、吉岡技監は「今年もいろいろと災害が発生した。被害を受けてもすぐに復旧する強靱なネットワークをつくる必要がある」と応じ、要望の実現に取り組む姿勢を強調した。