国土交通省は1日、今国会での成立が見込まれる2024年度予算の配分を見据え、新規事業採択時評価の対象とする候補事業を選定した。分野別では道路事業12件、港湾整備事業5件、海岸整備事業1件。
同省では公共事業の効率性、その実施過程の透明性の一層の向上を図るため、新規事業採択時評価を実施することとしている。
道路事業のうち、高規格道路は北海道横断自動車道2区間、四国横断自動車道2区間のほか、中部縦貫自動車道、東九州自動車道の計6件が候補に挙げられた。今後、学識経験者等の第三者で構成される委員会等の意見を聴き、評価結果を取りまとめる予定。