青森県初 八戸自動車道「(仮称)八戸西スマートIC」 中心杭の設置式を挙行 19年3月の供用開始を目指す

青森県八戸市とNEXCO東日本東北支社八戸管理事務所は6日、八戸自動車道「八戸西スマートIC」の本格的な事業着手に伴い、現地で測量の基準になる中心杭の設置式を行った。青森県内初のスマートICとして、19年3月の供用開始を目指す。同市は、1997年から整備を目指し要望等を実施。昨年5月に整備促進に向けた法改正があり、8月に国から一般道と高速道路の連結許可が下りた。整備事業費は32億円。

「八戸西スマートIC」の設置場所は、八戸自動車道の八戸JCTから北に8.7㌔、八戸北ICから南に4.5㌔地点に位置し、八戸道と国道454号が交差する地点。アクセス道路は、上りは市道新川添線、下りは市道畑田線。本線直結型、24時間利用可能。

中心杭設置式には、小林眞八戸市長等の近隣市町村長や、同社の丸茂等八戸管理事務所長、国交省の石塚宗司青森河川国道事務所長ら関係者約20人が出席。小林市長は「広域交通の結節点として、八戸駅周辺の立地特性が向上し、物流の効率化や広域医療体制構築に大きく貢献する。1日も早い完成を目指し、事業を進めていく」と式辞を述べた。関係者らは交互に杭を打ち込み、事業開始を祝った。今後、測量が終われば設計、周辺用地買収を経て、工事を着工する。

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