高規格7区間一般国道13区間 事業評価部会で新規事業化採択

[caption id="attachment_7840" align="alignleft" width="300" caption="19年度予算に向けた道路事業について審議された"][/caption]

社会資本整備審議会道路分科会事業評価部会(部会長=石田東生筑波大学名誉教授)は14日、全国20区間の道路事業を新規採択した。内訳は、高規格幹線道路7区間、一般国道13区間=左表参照=。高規格幹線道路のうち、水窪佐久間道路、紀宝熊野道路、新宮道路の3区間は、各路線唯一の未事業化区間。「新規事業採択は妥当」との判断に、沿線地域に喜びの声が広がった。

部会ではこの日、「新規事業採択時評価」とともに「有料道路事業を活用した道路整備」についても「新規導入」と「整備計画の変更」の観点から意見が交わされた。

「新規導入」として審議されたのは14年の償還完了で無償化されて以降、慢性的な渋滞が発生している福岡県の八木山バイパス。4車線化を効率的に進めるため、無償化前に管理を行っていたNEXCO西日本が事業主体となることが決まった。

整備計画が変更されるのは、19年度財政投融資が活用される新名神高速道路・亀山西JCT~大津JCTの6車線化事業。さらに、今月11日の第32回国土幹線道路部会で4車線化等の候補箇所と決まった16カ所85㌔のうちの岡山道・有漢~北房JCT間8・4㌔。今回付加車線約3・3㌔が設置されることで既に運用している付加車線と繋がり全区間4車線化するため変更される初めての措置。

2019年度(直轄道路事業)新規事業採択箇所(PDF)

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