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全国高速道路建設協議会(会長=尾﨑正直高知県知事)は5月29日、東京・平河町の砂防会館別館シェーンバッハサボーで第54回総会を開催した。来賓にあきもと司国土交通副大臣、竹下亘自民党総務会長など国会議員87人を迎え、尾﨑会長、鈴木英敬副会長(三重県知事)、平井伸治監事(鳥取県知事)、黒岩祐治理事(神奈川県知事)、西脇隆俊理事(京都府知事)、河野俊嗣理事(宮崎県知事)の6府県知事、蓬原正三理事(宮崎県議長)、横山幾夫理事(安芸市長)をはじめ、整備を求める152市町村長など総勢1100人が会場に集結。「高速道路は地方、都市部問わず全国的な課題。道路予算の拡大を」と訴える尾﨑会長より総会決議が牧野たかお国土交通副大臣、高橋克法大臣政務官に手交された。総会後、菅義偉内閣官房長官等へ特別要望を実施。菅官房長官は「全高速決議は政府で共有する」と応じた。
第54回総会には国土交通省からあきもと司国土交通副大臣、牧野たかお国土交通副大臣、簗和生大臣政務官、高橋克法大臣政務官、来賓として西村明宏衆議院国土交通委員長、竹下亘自民党総務会長、井上義久公明党幹事長、衛藤征士郎高速道路建設推進議員連盟会長が出席。全体で衆参国会議員87人、整備を求める沿線市町村長152人、総勢1100人が会場に集結、熱気に包まれた。
冒頭、主催者を代表して尾﨑会長が登壇し、「現在、生産性革命や働き方改革が議論されているが、高速道路整備ほど生産性革命に資するものはない。1企業、1団体の生産性革命に止まらず、ネットワーク化により地域社会全体の生産性が向上する」と挨拶。「ミッシングリンクを抱えている都道府県は40都道府県あり、暫定2車線の課題を抱えている都道府県は39道府県、スマートICが課題の都道府県は33府県あるなど、高速道路は地方、都市部問わず全国的な課題。予算確保のため、会員48期成同盟会と団結して取り組む」と力強く語った。
続いて挨拶に立ったあきもと副大臣は「東日本大震災から7年が経過したが、その後も熊本地震、昨年には九州北部の豪雨災害など大規模な自然災害が発生。その度に「命の道」として高速道路ネットワークの重要性が認識されている」と指摘。「高速道路は繋がってこそ本来の機能が発揮される。全国に残されているミッシングリンクの1日も早い解消に全力を挙げるとともに、暫定2車線区間の4車線化や付加車線設置、スマートICの整備など施策をしっかりと進める」と述べた。
来賓挨拶では、西村衆院国土交通委員長が「国民の命と暮らしを守るため、真に必要な高速道路の整備を計画的かつ着実に進める」と挨拶。与党を代表して登壇した竹下自民党総務会長は「地元の要請の8、9割は道路であり、社会資本の柱である高速道路のネットワーク化に向け、歯を食いしばって造り上げる」、井上公明党幹事長は「今年度、財投の活用が盛り込まれたが、来年度も工夫を凝らして整備を進める」と語り、また衛藤議連会長は「新たな道路財源を確保し、道路関係予算の拡大は不可欠」と述べ、全高速とともに取り組む姿勢を強調した。
意見発表では平井伸治監事(鳥取県知事)、黒岩祐治理事(神奈川県知事)、西脇隆俊理事(京都府知事)、河野俊嗣理事(宮崎県知事)が、それぞれ地域の課題に言及しながら、高速道路整備によるストック効果を指摘した=意見発表要旨は5面掲載=。
総会決議については、和歌山県の田嶋勝正串本町長が①高規格幹線泥網1万4000㌔の早期整備②暫定2車線の4車線化や安全対策の早期実現③物流の主要幹線である新東名・新名神の6車線化による機能強化④アクセス道路を含めたスマートICや民間施設直結スマートICの整備――など10項目とともに道路関係予算の拡大を求める決議案を朗読。満場一致で採択された。
総会のフィナーレを飾ったのが決議手交式。尾﨑会長から牧野副大臣に決議が手交され、出席者全員が起立して見守る中、牧野副大臣は「皆さんの熱意を受け、予算確保に努める」と語った。
閉会挨拶に立った鈴木英敬副会長(三重県知事)は「我々の力を結集して道路予算の枠を拡大しなければならない。地域に長期的な消費をもたらす道路整備予算を確保するため頑張ろう」と呼びかけ、国政に要望項目をしっかり伝えていくことを誓い合った。
総会後の特別要望では、菅義偉内閣官房長官、石井啓一国土交通大臣、岸田文雄自民党政調会長と面談。決議を手交した。