4月から「W連結トラック駐車場予約」実証

NEXCO中日本は4月1日0時から、新東名の引佐連絡路の浜松いなさIC路外駐車場と、東名の足柄SA上りの特大車駐車スペースで、ドライバーの労働生産性の向上や働き方の改善を推進するため、「ダブル連結トラック駐車場予約システム」の実証実験を開始する。

国内の物流を支えるトラックなどのドライバー不足の状況を踏まえ、国土交通省はトラック輸送の省力化や効率化を推進するため、19年1月、特殊車両通行の許可基準を緩和し、1台で通常の2台分の輸送が可能なダブル連結トラックの本格導入を開始した。

これを受け、同社はダブル連結トラックが運行する高速道路SA・PAの駐車場に優先駐車スペースを順次整備していたが、ダブル連結トラック以外の車両が駐車してしまうなどの事態が発生し、輸送効率の低下や交通安全上の課題が生じている。

この課題を解消するため、今回、事前予約できる実証実験を実施することになった。当面は無料実験とし、今後の運用状況を見ながら有料実験も検討する。

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