[caption id="attachment_2583" align="alignleft" width="300" caption="菖蒲PAの外観イメージ"][/caption]
NEXCO東日本は首都圏中央連絡自動車道・桶川北本IC~白岡菖蒲IC間(延長10.8㌔)が31日午後3時に開通することに合わせ、同区間に「菖蒲PA」(埼玉県久喜市菖蒲町)をオープンする。
菖蒲PAは、内回り・外回り両方から利用できる集約一体型のPAで、圏央道では初となるガスステーション(給油所)を併設。24時間営業で、スタッフによる給油方式。駐車場は、内、外回りともに、大型35台、小型68台、身障者2台、トレーラー2台のスペースを設ける。
商業施設は地上1階建の延床面積約840平方㍍。隈研吾建築都市設計事務所が内装デザインを監修。施設のデザインコンセプトは、地域の花「菖蒲」で、花菖蒲をイメージしたペンダント照明で地域性を表現するとともに、インパクトのある空間を演出。お花見をする感覚で、買い物や食事が楽しめる。
商業施設「SHOBU 花見 CHAYA」のフードコートには、地元埼玉で有名なラーメン店「GANJA RAMEN」が高速道路初出店。気軽に立ち寄れる「菖蒲のごはん屋さん」では、定番メニューのほか、県内の郷土料理や沿線地域食材を使用したメニューを提供。ショッピングコーナーには、圏央道がつなぐ各高速道路沿線の人気の土産品を取り揃える。
また、土日祝日等は、地域生産者の新鮮野菜や果物も催事販売する。
同社は、圏央道のほぼ中央に位置する菖蒲PAの立地特性を店舗作りに反映し、利用者と沿線地域をつなぐPAを目指す。