12月13日開通 日沿道・蟹沢~大館能代空港間 空港へのアクセス性向上で 企業の新増設・雇用者数も創設

秋田県および国土交通省が事業を進めている日本海沿岸東北自動車道・蟹沢IC~大館能代空港IC間(延長5・3㌔)が12月13日午後3時に開通する。開通式典は、新型コロナ感染拡大防止の観点から関係者のみで開催。

県道大館能代空港西線・鷹巣西道路(延長5・25㌔)と国道7号鷹巣大館道路(延長13・9㌔)への接続区間(延長1・7㌔)が開通することにより、大館能代空港へのアクセス性が向上する。

開通時期公表や開通延伸に伴い、大館市と北秋田市では企業の新増設が進み、多くの新規雇用者数を創出するなど、地元企業は雇用の拡大を図り県北地域への企業進出の促進を支援している。大館能代空港を中心とした観光周遊エリアの拡大や観光入込客数、外国人滞在者数の増加など周遊観光を支援。「日沿道の全線整備により、東北道から能代市への移動がスムーズになり、更なる観光客の増加や北東北3県の周遊ルートとして活用が期待され、地域の観光資源の魅力向上に繋がる」といった声も寄せられている。

また、国道7号(能代市~大館市)は、第1次緊急輸送道路に指定されているが、11年度以降に台風などによる災害で全面通行止めが発生していたが、全線整備されることで災害時の迂回路確保の効果が期待される。

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