2月28日 七尾氷見道路 七尾~七尾城山間、七尾大泊~灘浦間

 国土交通省の金沢、富山両河川国道事務所は13日、能越自動車道「七尾氷見道路」の七尾IC~七尾城山IC間(延長3.2㌔)と七尾大泊IC~灘浦IC間(延長7.1㌔)を2月28日に開通させると発表した。これにより、小矢部砺波JCTから石川県七尾市までつながり、七尾氷見道路(延長28.1㌔)は全線開通する。開通時間、開通記念式典などは後日発表。

 2週間後の3月14日に開業する北陸新幹線との相乗効果で、能登地域が身近になり、富山・石川両県はもとより、三大都市圏など県外からのさらなる観光客の増加が期待される。七尾氷見道路沿線には和倉温泉や、のとじま水族館など観光地が多数存在。北陸新幹線の新高岡駅から和倉温泉までの所要時間は60分になり、全線開通前と比べ25分短縮する。七尾氷見道路と並行する国道160号では、大雨や土砂災害等で年3回の通行規制が発生しているが、同国道を迂回する代替ルートができ緊急時でも安全に通行できる。また、同国道の交通が七尾氷見道路へ転換され、交通事故の減少や、救急医療機関への搬送時間短縮など医療活動の支援が図られる。

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