2月21日に河津下田道Ⅱ期起工式 川勝知事「全通目指そう」

 中部地方整備局が整備する河津下田道路Ⅱ期区間(静岡県賀茂郡河津町梨本~下田市箕作)の起工式と、Ⅰ期区間(下田市箕作~下田市6丁目)の中心杭打ち式が21日、現地で行われ、式典に参加した川勝平太静岡県知事は「一致団結して“命の道”伊豆縦貫道の早期全線開通を目指そう」と呼びかけた。

 河津下田道路は、伊豆縦貫自動車道の一部を構成する自動車専用道路。Ⅱ期区間は延長6・8㌔、Ⅰ期区間は延長5・7㌔。Ⅱ期区間では本線工事着手、Ⅰ期区間は昨年11月の都市計画決定を受けて、本格的に事業着手することになる。

 式典は沼津河川国道事務所、伊豆縦貫自動車道「河津下田道路」及びアクセス道路建設促進期成同盟会が主催。(仮称)逆川IC付近で行われた起工式では、楠川俊介下田市長が「伊豆縦貫道の整備を地域づくりのスタートにしたい」と挨拶。また、地元児童が伊豆縦貫道開通の夢を書いた作文をタイムカプセルに入れ、早期開通を願った。

 (仮称)下田北IC付近で行われた中心杭打ち式では、川勝知事と楠山市長が一日も早い完成を祈願しながら力強く杭を打ち込んだ。

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