2012年1月 全高速トピックスバックナンバー

外環道の早期整備求める-千葉県など4団体が要望活動-2012年01月31日

 千葉県(森田健作・知事)と市川市(大久保博・市長)・松戸市(本郷谷健次・市長)、東京外かく環状道路整備促進市川・松戸市民会議(片岡直公・会長)の4団体は1月31日(火)、国土交通省と民主党本部を訪れ、東京外かく環状道路の早期整備を求める要望を行った。

 4団体は要望で、外環道は「首都圏の道路交通円滑化に大きな役割を果たすこと」、「埼玉・北関東等と成田空港を結ぶアクセスルート機能や、県北西部の慢性的な交通混雑の緩和や安全なまちづくりに必要な道路であること」を強調。また、「東日本大震災でも緊急輸送路として再認識された」ことなどを指摘した。

 要望書を受け取った津島恭一・国土交通大臣政務官は「外環道の重要性は十分理解している。目標どおり開通できるよう頑張る」と応じた。

 当日の要望内容は▽外環道の平成27年度開通に向けて、必要な予算を確保すること▽外環道の整備にあたっては、引き続き周辺環境に十分は医療しつつ、着実に事業推進を図ること▽用地交渉に引き続き全力で取組むとともに、任意交渉が進まない場合は事業への支障を考慮し、法的な手続きを進めること等4項目。

2月20日(月)開催 「新東名フォーラム」2012年01月25日

 初夏に予定されている新東名高速・御殿場JCT~三ケ日JCTをテーマとしたフォーラム「どう活かす新たな国土の大動脈-いよいよ開通 新東名162km」(日本経済新聞社クロスメディア営業局主催)が2月20日、東京・千代田の丸ビルで開かれる。東京大学院教授の伊藤元重氏による基調講演や、各界の有識者によるパネルディスカッションが午後2時 から行われる。定員400人。

参加希望はhttp://adnet.nikkei.co.jp/  (日経アドネット)、から申し込み。締切は2月12日。

京都府が新名神要望 「もう待てない」と訴え -吉田副大臣 早期事業化に理解示す―2012年01月19日

 京都府の太田昇・副知事は19日、沿線の首長らとともに、「新名神」未着工区間の早期着工判断、「京都縦貫道」平成26年度全通、「鳥取豊岡宮津自動車道」直轄事業化を吉田治・国土交通副大臣らに要望。京都府域の高速道路の整備促進を訴えた。

 特に、新名神高速の未着工区間に位置する城陽市の橋本昭男市長と八幡市の明田功市長は「もう待てない。NEXCO西日本も事業費の手当てはできており、財政的には全く問題がない」と強調した。
太田副知事は、「現名神は断層付近を通過しており、抜本的改修時期も迫っている」ことなどを説明。吉田副大臣は「やり替えが必要なことは認識している。新名神は第3名神ではないので、省ともしっかり話をして可及的速やかに結論を出したい」と述べた。 

香川県 NEXCO西日本「包括協定」、同社四国支社「防災協定」締結式2012年01月18日

 香川県(浜田恵造・知事)は18日、NEXCO西日本と「包括的相互協力協定」を、同社四国支社と「大規模災害発生時における相互協力に関する協定」を締結した。 

 香川県庁で行われた締結式で、浜田知事は「大変心強い。観光情報の発信や県産品の販路拡大など県が重点的に取組んでいる分野も強化していければ」と期待を述べた。NEXCO西日本の奥平聖・取締役専務執行役員は「いざという時のために相互理解と協力は不可欠。高速道路を地域社会で活用してほしい」と応じた。

 「包括的相互協力協定」の取組内容は▽防災・災害対策▽観光・文化・産業の振興▽環境保全▽交通安全▽高速道路等の利便性向上・利用促進など7項目。また、「大規模災害発生時における相互協力に関する協定」の取組内容は▽高速道路施設の拠点等の活用▽緊急開口部を活用した緊急車両の通行▽災害対策等に係る資機材、物資の提供▽災害情報・道路情報の共有、道路利用者への提供▽調査・復旧に関する技術的支援など8項目。

 NEXCO西日本はすでに沿線17府県と協定を結び、四国は香川が最後だった。

長崎県とNEXCO西日本「包括協定」締結式2012年01月16日

 長崎県(中村法道・知事)とNEXCO西日本は16日、相互に協力して双方の資源を有効活用することにより、地域の安全・安心の向上、地域社会の活性化、高速道路の利便性向上や利用促進を図ることを目的に「包括的相互協力協定」を締結した。

 県庁で行われた締結式で中村知事は「今後地域発展に向けて幅広い分野で協力し、観光立県を目指す長崎の地域活性化に結び付けたい」と期待を寄せた。また、NEXCO西日本の奥平聖・取締役専務執行役員は「緊急時の有効な協力のためには、平時の協力が欠かせない。SAを通じての情報発信や、職員同士の技術交流に務めたい」と応じた。

 「包括的相互協力協定」の取組内容は▽防災・災害対策▽観光・文化・産業の振興▽環境保全▽交通安全▽高速道路等の利便性向上・利用促進▽技術交流など7項目。

NEXCO西日本では、同様の協定締結は九州で福岡、熊本などに続き5県目。

なお、同県とは昨年6月、大規模災害時の相互協力協定を締結している。

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