出展者募集をスタート11月開催の「ハイウェイテクノフェア2014」高速道路を支える最先端技術展2014年04月28日
高速道路調査会は、今年11月20日(木)、21日(金)の両日、東京ビッグサイト西3・4ホールで開催する「高速道路を支える最先端技術~ハイウェイテクノフェア2014」の出展者募集を開始した。募集期間は4月21日~6月16日。
ハイウェイテクノフェアは、高速道路調査会の公益活動の一環として平成16年に開催して以来、今年度で累計11回目の開催となる。高速道路の建設・管理技術に焦点を当てた展示会として、産業界のみならず、社会にも広く認知されたイベントとして毎年盛況となり、4年前から来場者は1万人を突破。出展者も年々増加傾向を示している。
今回のフェアでは、これまでの出展技術分野に加え、新たに「インフラ点検・診断・モニタリング技術」を注目出展技術として取り上げ、出展募集をしている。
出展を希望される方は調査会HP上の「ハイウェイテクノフェア2014出展規定」、「ハイウェイテクノフェア2014出展募集要領」を確認の上、出展申込書に記入し、郵送またはEメールで申し込むことになる。
出展の申し込み、問い合わせは調査会内「ハイウェイテクノフェア実行委員会事務局」(Eメール⇒htf@express-highway.or.jp)まで。
<お詫びと訂正>4/28付号9面「九州の輪をつなごう」2014年04月28日
<お詫びと訂正>
本紙4月28日付号9面、「九州の輪をつなごう」特集中、掲載地図内、「椎田南~豊前」間の開通努力目標時期に一部下記の誤りがございました。訂正し、お詫びいたします。
記
<誤>平成28年度春 <正>平成28年春
修正版の地図はこちらです→九州・沖縄地区
◎「旬刊高速道路」年間購読料改定について、読者の皆様へお知らせ2014年04月15日
消費税が5%から8%になることに伴い、本協議会機関紙『旬刊高速道路』の年間購読料を4月1日より1万円(税別)に改定させていただきます。
高速道路関係の最新情報をお届けすべく、更なる紙面の充実を図る所存です。
ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
舞鶴若狭道、平成26年度に全線開通完成後のイメージをペーパークラフトでPR2014年04月15日
福井県と京都府、沿線市町で構成する敦賀舞鶴間道路整備促進期成同盟会(会長=西川一誠福井県知事)は、舞鶴若狭自動車道の平成26年度全線開通を県内外に広くPRするため、完成後の高速道路をイメージしたペーパークラフトを作成。
このペーパークラフトを組み立てると、土台の上に高速道路、トラック、バスが出来上がる。土台には、沿線市町の観光地や“平成26年度舞鶴若狭自動車道全線開通“と大きく描かれ、トラックやバスの側面には、日本海の京都舞鶴港や敦賀港のロゴが描かれている。部品は全10個で、分りやすい解説付き。
福井県と嶺南地域は昨年10月、同道の全線開通記念のイベント企画などで活性化を図るため、「『海湖(うみ)と歴史の若狭路』発信事業実行委員会」を発足。同実行委員会は3月21日、山陽道・吉備SA(上)と東名阪道・御在所SA(下)で、22日に中国道・加西SA(上)と北陸道・有磯海SA(上)で県外SA出向宣伝活動を行い、各SAそれぞれ50枚計200枚のペーパークラフトを配布した。
現在、、ペーパークラフトは福井県高規格道路推進課のHPから印刷可能。
3/17全高速共催の講演会~255人が出席し、維持、更新、点検の課題を抽出2014年04月14日
17日、東京・平河町の都道府県会館で行われた全高速、NPO道路の安全性向上委員会共催の講演会「道路の長期保全及び更新について」には、自治体、関係企業・団体等から255人が参加。今後の政策、業務に反映させようと熱心に聴講した。
当日、講師を務めたのは藤野陽三東大名誉教授・特任教授と中日本高速技術マーケティングの上東泰社長の2氏。内閣府総合科学技術会議SIPプログラムディレクター(政策参与)、高速道路資産の長期保全及び更新のあり方に関する技術検討委員会委員長を歴任する藤野氏は、先にまとめられた高速道路検討委の報告書を踏まえ、目視だけでは補えない構造物の状況診断の現状と、遅れる橋梁の床版更新の必要性について問題提起した。
「NEXCO3社の高速道路の維持・更新に今後10年で約3兆円かかる。再調達価格は45兆円だから、戦略的な維持・更新は大変重要」と指摘する藤野氏。「3兆円のうち、橋梁が2兆円を占め、更にその床版取替は約1・6兆円になる」として床版取替の緊急性を指摘するとともに、更新するに当たっての評価基準を早期に固める必要性を説いた。
また、藤野氏は目視による点検の限界も「目視は近接が原則だが、見えない箇所もある」と指摘。「点検は概して悪くなった変化を見るが、変化だけでは事故は防げない。潜在的に劣化しているところをどう点検、評価していくかは、我々が技術的に克服しなければならない」と課題を挙げた。
「強靭な国土づくりに向け、今のうちに何ができるかシナリオを描くことが大事。そして、次世代にどう繋げていくか真剣に考えていかなければならない」と語った。
講演会の資料をお求めの方はこちらへ⇒特定非営利活動法人道路の安全性向上協議会