2019年12月21日 遠軽瀬戸瀬~遠軽間開通で 旭川・紋別道「丸瀬布遠軽道路」全通 旭川市~紋別市間 約1時間短縮

[caption id="attachment_10252" align="alignleft" width="300"] 開通記念式で車のパレード[/caption]

旭川・紋別自動車道の丸瀬布遠軽道路(延長18㌔)のうち、遠軽瀬戸瀬IC~遠軽IC間(延長6・8㌔)が昨年12月21日午後3時に開通した。旭川・紋別自動車道は比布JCT~遠軽IC間総延長98・5㌔が結ばれ、丸瀬布遠軽道路は全線供用となった。

開通に先立ち、遠軽町武道館で開通記念式が開催され、北海道の中野祐介副知事、宮川良一紋別市長、佐々木修一津軽町長など沿線首長、道選出国会議員、国土交通省の池田豊人道路局長など関係者約160人が出席し、テープカット、くす玉開披で開通を祝った。

宮川紋別市長は挨拶で「広大面積を有し都市間距離の長い本市にとって、物流効率化や産業の振興、緊急搬送の確保など重要な役割を果たすものであり、大きな喜びである」と述べ、引き続き、旭川・紋別自動車道の遠軽~上湧別間の調査促進や早期事業化、さらに全線開通に向け、関係者に協力を呼びかけた。

丸瀬布遠軽道路は06年度に事業着手、08年度から着工。総事業費は492億円。今回の開通により、道路ネットワークの安定性向上や、旭川市~紋別市間の所要時間が整備前に比べ約1時間短縮の3時間となり、速達性向上に寄与するなど、オホーツク地域の産業・観光・救急医療など可能性が広がることが期待される。

また、翌日22日午前9時にオープンを控えた津軽ICに隣接する道の駅「遠軽森のオホーツク」では前夜祭が開催され、約500発の記念の花火が祝賀ムードを盛り上げた。

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