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新東名高速道路の静岡県内区間、御殿場ＪＣＴ～浜松いなさＪＣＴ間１４５㌔が昨年12月22日、全線で６車線化され、最高速度規制が大型トラックなどを除き１２０㌔になった。
記者会見を行ったＮＥＸＣＯ中日本東京支社の中井俊雄支社長は「多くの方が円滑に走行できるだけでなく、国内経済に貢献できれば。次の世代も使えるよう、道路の健全性を確保していきたい」と説明。中井支社長の表敬訪問を受けた川勝平太静岡県知事は「スピードが出せて、トラック連結や自動運転にも使える安全で広い道。みなさん喜んでいる」と笑顔で語った。
今回の６車線化の完成により、東名のリニューアル工事や高波による通行止めに対する迂回機能の更なる強化、無理な追越や車線変更の減少による事故率の低減に加え、ダブル連結トラックやトラック隊列走行といった次世代物流システムの本格化等が期待されている。
同日午後２時、沼津市の駿河湾沼津ＳＡ付近に設置された可変式の速度標識が１２０㌔に切り替わった。工事が最後に完了した区間のコーンが撤去され、待望の６車線化運用の開始となった。
※画像（上）待望の6車線化が完成。ダブル連結トラックなど次世代物流システムを支える、画像（下）中井支社長の表敬訪問を受ける川勝静岡県知事
