東海北陸道4車線化と東海環状道西区間整備を 都内で合同総会 満場一致で決議

[caption id="attachment_2348" align="alignleft" width="300" caption="「補正含め大胆な予算措置を」と訴える古田会長"][/caption]

東海北陸自動車道建設促進同盟会、東海環状道路建設促進期成同盟会は8月24日、都内で合同総会を開き、日本海国土軸と太平洋新国土軸を結ぶ東海北陸道の早期4車線化、中部圏の活性化に不可欠な東海環状道西回り区間の早期整備に向け気勢を上げた。

大会では両同盟会会長の古田肇岐阜県知事が「国が進める地方創生、国土強靭化、国土のグランドデザインを実現する上で、東海北陸道と東海環状道は必要不可欠な道路。地域の魅力発信のベースともなる」と挨拶した。

更に古田会長は東海北陸道について「東海・北陸地方間ネットワーク交通課題検討会の意見を踏まえ、飛騨清見~小矢部砺波間の4車線化を早期に」と訴えたほか、東海環状道について「全線開通のタイミングを見計らう時期に来ている。実現のため今後、補正を含め大胆な予算措置が必要であり、皆さんとともに予算確保に向け全力を挙げて取り組む」と決意を語った。

経済界を代表して挨拶に立った中部経済連合会の三田敏雄会長は、東海から北陸にわたる南北の観光ルートの構築を目指す官民一体となった“昇竜道プロジェクト”実現のため「東海北陸道の全線4車線化と東海環状道西回り区間の完成を早く」と訴えた。

大会の最後、整備実現のため所要予算の確保を求める決議案を満場一致で採択。国等へ積極的に要請していくことを確認した。

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