3月27日開通 東名・豊田上郷スマートIC 物流コストの削減が期待 隣接IC周辺道路の渋滞緩和も

愛知県豊田市とNEXCO中日本名古屋支社は12日、東名高速道路の豊田上郷スマートICが3月27日午後3時に開通すると発表。この開通に合わせ上郷SAの名称は、豊田上郷SAに変更する。

豊田上郷スマートICは、豊田上郷JCT~豊田IC間(延長6・7㌔)の豊田JCTから1・7㌔、豊田ICから5㌔地点にある豊田上郷SAに設置。ETC搭載の全車種が静岡、名古屋方面の全方向、24時間利用できる。総事業費は約39億円の見込み。

今回の開通で、豊田ICから豊田上郷スマートIC周辺にある工場群までの輸送時間は、整備前と比べ5分短縮し、輸送経路の効率化による物流コストの削減が期待されるほか、豊田ICや豊田南ICなど隣接ICに集中していた交通が同スマートICへ分散され、隣接IC周辺道路の渋滞緩和が期待される。

さらに、第3次救急医療施設までの搬送時間が整備前に比べ4分短縮し、救急医療体制の充実が図られる。

豊田上郷スマートIC~名古屋IC間の通常通行料金は、普通車700円、軽自動車等590円。

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