NEXCO西日本が整備を進めてきた徳島自動車道・鳴門JCT(徳島県鳴門市大津町)~徳島IC(同県徳島市川内町)間(延長10.9㌔)は3月14日午後3時に開通する。あわせて同区間に24時間フル方向で利用できる「松茂『まつしげ』スマートIC」も開通する。開通式典の詳細は後日発表。
徳島自動車道は、鳴門市を起点に、愛媛県四国中央市に至る延長約106㌔の高速自動車国道。今回開通する区間は、上下線各1車線の暫定2車線、事業費は約930億円。
今回の開通で、高松自動車道と徳島自動車道が直結し、移動が便利になり、災害・気象・事故等による交通障害時に、ルートの選択肢が広がる。 また、今後発生が予想される南海トラフ地震による津波発生時、緊急輸送路としての機能を担う。開通区間には、沿線自治体と連携し、津波一時避難場所を7カ所設置しており、防波堤機能や避難場所としての機能も併せもつ「命の道」となる。
なお、鳴門IC~徳島IC間の通常通行料金は、普通車490円、大型車710円。