[caption id="attachment_8878" align="alignleft" width="300" caption="鍬入れを行い、工事の安全と早期完成を祈念した"][/caption]
九州自動車道と東九州自動車道を結ぶ一般国道10号隼人道路・隼人東IC~加治木JCT・IC間(延長7・3㌔)が4車線化されることになり4日、鹿児島県霧島市の小野小学校で着工式が行われた。
同道は、一般国道10号の交通混雑解消を図り、九州自動車道と東九州自動車道と一体となって、地域の産業・経済・文化の発展に貢献することを目的に整備され、1992年3月に開通した。
着工式には、三反園訓知事や中重真一霧島市長など沿線首長、NEXCO西日本の酒井和広代表取締役社長、地元選出の国会議員ら関係者約70人が出席し、鍬入れなどで工事の安全と早期の開通を祈念した。
NEXCO西日本の酒井社長は「4車線化事業が着実に進むよう関係機関と密に連携し、取り組んでいく」と述べ、三反園知事は「地元経済の発展のため、関係者とともに力を合わせて1日も早い完成に向け、努力する」と挨拶した。
22年度から整備を終えた区間は順次利用可能になり、24年度の完成を予定している。総事業費は約253億円。4車線化されることにより、交通安全の向上や、代替機能などの機能強化が図られ、防災面では地域との連携により重要な役割を果たすなどの効果が期待される。