[caption id="attachment_4152" align="alignleft" width="300" caption="「道路予算を確保し、東九州道の整備を」と気勢を上げた"][/caption]東九州自動車道建設促進中央大会が1日、千代田区平河町の都市センターホテルで行われ、900万人を超える沿線住民の長年の悲願である東九州道の整備促進のため、所要予算の確保を求める大会決議を満場一致で採択した。
東九州自動車道建設促進協議会(会長=河野俊嗣宮崎県知事)、東九州軸推進機構の共催で行われた大会は冒頭、三反園訓鹿児島県知事が開会挨拶。「東九州軸の発展には東九州道は不可欠。1日も早い全線開通を目指し、熱い思いを中央に伝えたい」と語った。
続いて主催者を代表して、河野宮崎県知事が挨拶に立ち「今年は4月に椎田南~豊前間が開通。北九州市と宮崎市が繋がる大きな節目の年となった。しかし南のルートは未だミッシングリンクとなっている。更には開通区間のほとんどが暫定2車線で、想定される南海トラフ巨大地震への対応などの観点から4車線化の実現も急務の課題」と指摘。「熊本地震において、高速道路は“命をつなぐ道”としての機能を果たした。東九州道の早期完成に向け力を尽くす」と決意を語った。
大会では、未来を担う高校生アピールとして、宮崎県立日南振徳高等学校の横山舜君が「東九州道は未来を引き寄せる道路。高速道路が繋がることで将来の進路選択等も多様になる」と意見発表。大きな拍手に包まれた。