国土交通省は3月31日、17年度予算を配分した。配分対象額7兆6810億円(対前年度比0・1%増)のうち、保留額264億円を除く7兆6545億円を配分。このほか、国庫債務負担行為(ゼロ国債)1412億円も各整備局に振り分け、施工時期の平準化等に役立てる。
配分額の内訳は、直轄が2兆4441億円、補助が5兆2104億円。官庁営繕を除く一般公共事業には直轄、補助合わせて7兆6223億円を配分。水害対策や土砂・火山災害対策の推進やインフラ老朽化に対応する戦略的な維持管理・更新の推進、効率的な物流ネットワークの強化等について、地域の実情や要望、ストック効果などを勘案して配分された。