8月11日に同時開通 新名神・四日市JCT~新四日市JCT、東海環状道・新四日市JCT~東員IC間

国土交通省中部地方整備局とNEXCO中日本は15日、新名神高速道路・四日市JCT(三重県四日市市伊坂町)~新四日市JCT(同市北山町)間(延長4.4㌔/4車線)と、東海環状自動車道・新四日市JCT~東員IC(同県員弁郡東員町)間(延長1.4㌔/2車線)を、8月11日午後3時に同時開通すると発表した。開通式典の詳細は後日発表。

今回の開通で、東名阪自動車道、伊勢湾岸自動車道と接続し、地域間交流や企業活動を支援する様々なストック効果が期待される。

三重県いなべ市内には、多くの企業が立地する工業用地が集積。今回の開通で、最寄りICが東員ICになり、いなべ市内の産業集積地から、名古屋港・四日市港までの両所要時間が約20分短縮され、物流効率化が期待される。

大安IC周辺のトヨタ車体では、岐阜、名古屋・三河方面に、完成車や部品を輸送しているが、三河方面への所要時間が短縮され、輸送における生産性向上への寄与・物流コストの削減が期待される。

また、沿線地域(いなべ市)の企業立地件数は、1997年から約4倍に増加。さらなる沿線地域の開発拡充による、地域活性化が期待される。

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