[caption id="attachment_10178" align="alignleft" width="300" caption="安全宣言を発表する受注者代表"][/caption]
NEXCO西日本四国支社管内工事安全協議会(会長=野口和也四国支社長)は9月11日、サンポートホール高松で20年度安全対策会議を開催。関係者約120人が参加し建設中工事の無事故・無災害の竣功を誓った。
NEXCO西日本では16年、建設中の新名神で発生した重大事故を教訓に、事故のあった4月22日を「工事安全誓いの日」と定め、翌年4月に「重大事故リスクアセスメントガイドライン」を制定。四国支社では18年に安全対策部会を立ち上げ、管内受発注者一丸となった安全対策に取り組んでいる。
会議当日は、協議会会長の野口四国支社長が開会挨拶で登壇し、四国横断道の徳島東~徳島JCTの建設事業について、安全面から開通時期を見直したことや、昨年11月から「工事中交通事故“ゼロ”キャンペーン」に取り組んでいることを報告した。
安全講和では、清水敬司建設・改築統括課長が、10月1日~7日まで実施される全国労働衛生週間の本年度のスローガン『みなおして職場の環境からだの健康』等、本間之輝香川労働局長に代わって紹介。続いて本社の蔵元利宏安全管理課長が同社の安全管理への取り組みを報告し、20年度「安全標語」“締めなおす慣れた作業の気のゆるみ”などを紹介した。
安全活動報告では、熊野賢二副支社長が、四国支社管内の取り組みを説明。その後、管内各工事事務所副所長から取り組みが報告された。
最後に管内の受注者を代表して、高知道・大豊IC~南国IC間耐震補強Ⅰ工事の現場代理人、横河ブリッジ・松本剛氏が安全宣言を発表。「引き続き、積極的な安全管理に取り組み、無事故・無災害での竣功を目指すとともに、品質管理向上にも積極的に取り組んでいく」と力強く語った。
閉会挨拶で熊野副支社長は「本日の会議でのスローガンや安全宣言を心に留め、受発注者が心を一つにして安全活動を推進していきたい」と決意を述べた。